中日の新外国人アリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)が対外試合初安打初盗塁をマークした。

日本ハムとの練習試合(名護)に4番右翼で先発出場。2回先頭の第1打席で日本ハム先発根本から中前打を放つと、続く5番鵜飼の打席では195センチの長身は快足を披露。来日初盗塁の二盗も決めた。「アグレッシブさは、打撃に限らず、走塁でも持っている。常に次の塁を狙うのは自分の持ち味。足はある方だと思っている。驚かせることはできる」とニヤリ。この日は4回の第2打席で空振り三振に倒れ、出番を終えた。

立浪監督は「ヒットの時も二塁に行こうという姿勢で走ってくれた。ぜひ続けてもらいたい。日本の野球に慣れてもらえるように、少しずつ打席を増やしたい」と、主砲候補の足でのアピールを高評価した。

次戦以降では対外試合初アーチへの期待もかかる。「(日本の投手には)慣れてきたものはある。投手との対戦では国は関係ない。ぶつかっていくことが大事」。メジャー通算41本塁打の豪打披露への自信ものぞかせた。【伊東大介】

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