広島が敵地ペイペイドームでの連敗を9で止めた。同地では19年3月23日のオープン戦で敗れてから、交流戦も含めて0勝9敗4分。19年3月22日のオープン戦以来4年ぶり勝利となった。開幕投手の大瀬良が3回完全投球と完璧な投球を見せると、3回以降も6人の投手が無失点でバトンをつないでゼロ封。6回2死二、三塁から7番に入った野間が粘った末に7球目を中堅にはじき返して、2点を奪った。新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。

 

-大瀬良投手が好結果

新井監督 もう、完璧でしょう。ナイスピッチングだった。何も問題ないんじゃないですか、大地は。

-バッテリーを組んだのは石原捕手

新井監督 それは特に。打席に立たせようかなという感じ。スタメンマスクも少ないでしょう。大地と組ませたかったとかではなく。とにかく試合に出てもらいたかったという。

-7番に入った野間選手は粘りある打撃から決勝打

新井監督 追い込まれて粘って、最後も難しいボールだったけどね。フォークだよね? 難しい球だけど、すごいね。粘った末に打つというのは、バッテリーはすごいダメージでかいからね。ナイスバッティングだね。

-昨季のような打撃を見せてくれると、上位でも下位でもどこでも任せられる

新井監督 そうだね。やっぱりああいう打撃を見せてくれるとね。出てよし、つないでよし、決めてよし、と。期待していますよ、彼には。

-その前は足を絡めてのチャンスを広げた

新井監督 今日も足を絡めながら、またプレッシャーかけながら。打者も簡単に終わらないという。大関、藤井と、いい投手なので、そういった2人に120球近く投げさせたのかな。そういうのはすごく評価できる。粘り強くやっている。好投手から点を取るというのは難しい。そういう簡単には終わらないという、各自の積み重ねがそういう球数にも表れていると思う。

-益田投手と河野投手は1イニングずつ

新井監督 もう少し登板があるので、益田は次、複数イニングかな。河野がちょっと周りとの兼ね合いを見ながら決めていこうかなと思っています。

-河野投手は矢崎投手が離脱した中継ぎでショートイニングか

新井監督 そういう感じかな。これからどんどんいろんなことが起きるから絶対、開幕までに。いろんなことを想定しながら、周りとの兼ね合いとか、編成とかもあるからね。そういうのを見ながらできることをできるだけやっていく。

-ペイペイドームでの勝利は4年ぶり

新井監督 まじで!? そんなの全然知らないから。そんなこと知らないし、全然関係ないです。

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