楽天石井一久監督(49)が、激しい争いを求めた。

5人が予想される開幕ローテーションが当確なのは田中将と則本のみ。岸やマニー・バニュエロス投手(32=パイレーツ)も有力視されている。残る1枠を辛島、滝中、早川、藤平、ドラフト1位の荘司康誠投手(22=立大)が争う。指揮官は「来週が先発ローテーションを決めるヤマ場」。選手たちのアピールを見て、判断を下していく。

30日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で開幕戦を迎えるが、2戦目は1日空いた4月1日と変則的な日程となる。4月の2、3週目は5試合しかなく、開幕直後は先発5人で回すことが可能。「そこは1回(登板を)飛ばして入れながらやっていきたい」と、状態を見ながら起用していく考えだ。

開幕ローテ争いが激化する一方で、キャンプからアピールを続けていたドラフト2位の小孫竜二投手(25=鷺宮製作所)は、リリーフ転向の見通しとなった。

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