楽天則本昂大投手(32)が、14日オリックス戦(静岡)で先発する。

本拠地開幕戦となる4月4日西武戦で先発することが決定的。3週間後に迫る自身の“開幕”に向け、残り少ない登板機会。「シーズンと似たような試合運びというか。試すというより、ある程度完成に近い状態で投げられたら」と意気込んだ。

現状のコンディション面は、開幕投手を務めた昨季の同時期よりもいいという。直球の制球もまとまってきた。残す課題は出力を上げること。「投げている球自体は自分の中で悪くないが、最高の状態というわけではない。高い水準で投げたい。そこのギャップがまだあるので、もう1個2個段階が上がってくれたらいいかなと思います」と、理想像を思い描いた。