阪神のドラフト1位森下翔太外野手(22=中大)が、地元横浜で豪快な1発を放った。9-5とリードして迎えた7回、1死一塁でDeNA左腕石川の5球目の変化球を、泳ぎながらもとらえた。打球は左翼席で弾む2ランとなり、阪神ファンから歓声が起こった。

10日の日本ハム戦での「プロ初本塁打」に続く2号は、東海大相模時代に何度もプレーした思い出の球場での“凱旋(がいせん)弾”。阪神の右打ち新人がオープン戦で2本塁打したのは、87年八木裕2本以来36年ぶりだった。

1回はチャンスで併殺打。2打席目も凡退したが、3打席目が四球でホームを踏み、4打席目が2ラン。9回の5打席目も右翼線に二塁打を放ち、4打数2安打2打点。見守った両親に元気な姿を見せた。

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