阪神佐藤輝明外野手の24歳初ゲームは、2安打2失策と激しい乱高下になった。

13日の誕生日明けの初打席となった初回無死満塁は、浜口から左前に運ぶ適時打で自らを祝った。だが、三塁守備では4回に大田のゴロを一塁へ悪送球。6回に2番手宮城から一塁線を破る右前打で挽回したが、8回守備では桑原のゴロを再び一塁に悪送球してしまった。

ヒット2本について「強く振れたのでよかったと思います」と笑顔を見せたが、2つとも失点につながった悪送球については「頑張ります。練習します」と神妙に反省。岡田監督もマルチ安打は喜びつつ、「まだ横着に守備するからな」と苦笑いするしかなかった。

新たな発奮材料ができた。DeNAが20年のサイ・ヤング賞右腕、トレバー・バウアー投手(32=前ドジャース)の獲得を発表した。佐藤輝は「めちゃくちゃすごいピッチャーで何か面白そう」と興味津々。「どんな相手でもしっかり打って勝てるように」と気合を入れ直していた。

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