巨人ドラフト1位の浅野翔吾外野手(18=高松商)がイースタン・リーグの初打席で、初安打となる左中間への二塁打を放った。

「1番中堅」でスタメンに名を連ねた。1回先頭。カウント1-1から西武黒田の3球目、外角低めのスライダーを芯で捉えた。打球はライナーで遊撃手の頭上を越え、左中間の芝で弾んだ。俊足を飛ばし、二塁に到達。ベース上で白い歯を見せ、右手を突き上げた。

その後、先制のホームを踏み、初得点もついてきた。2番若林の内野ゴロと相手の失策が絡み、三塁に進んだ。1死一、三塁から4番秋広の犠飛で本塁に滑り込んだ。ベンチではハイタッチで迎えられ、喜びを分かち合った。

浅野は2軍の春季教育リーグ5試合で12打数4安打、打率3割3分3厘。ルーキーイヤーを「学びの年」と位置付ける背番号51は、イースタン・リーグの開幕戦でさっそく躍動した。

【関連記事】巨人ニュース一覧