阪神村上頌樹投手が「第2先発」として初の開幕1軍内定をもぎ取った。

オリックス戦の5回から2番手で登板。2イニング連続で先頭に二塁打を浴びながらも、切れ味抜群の直球と多彩な変化球を低めに集め、無失点で切り抜けた。「3人で切れるよう」と反省しつつ、直球は自己最速を1キロ更新する150キロを計測。2回無失点で4三振を奪った。「今日は球がいってる感じがした。ストレートで空振り三振が取れたので、自信にしていきたい」と胸を張った。

開幕2戦目、4月1日DeNA戦の先発が決まった秋山に続くロングリリーフとして起用される可能性が高まり、「言われたところでしっかり投げられるように準備したいと思います」と引き締めた。オープン戦は3試合で8イニングを投げ無失点。春季キャンプからアピールを続け、チャンスをつかみ取った。

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