二刀流で調整を続けるドラフト1位日本ハム矢沢宏太投手(22=日体大)が、開幕戦は1軍野手として臨む。球団としてドラ1野手の開幕1軍は09年大野奨太以来14年ぶり。本番に向け「開幕まで、しっかり準備したい。打率2割8分以上、2ケタ本塁打、20盗塁を目指す」と目標を掲げた。

オープン戦で感じた課題を糧にする。3月12日オリックス戦まで19打数8安打、打率4割2分1厘1本塁打と好調も、14日西武戦以降は6試合連続無安打。「自分が初球から振ってくるのが分かってきて、初球から振らせに来るボールが増えてきた。選びながら甘い球を待っていけたら」と思い描いた。

この日は野手練習後、ブルペンで40球投げる二刀流調整。まずは野手スタートになるが「(二刀流の)チャンスが来たときに対応できるようイメージしていきたい」と気を引き締めた。

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