巨人原辰徳監督(64)が27日、都内ホテルで行われた「読売巨人軍激励会」の出席した。1軍の首脳陣、選手らが勢揃いした。冒頭のあいさつで力強い口調で“原語録”がさく裂した。
■「非常に優しい言葉に変わってきた」
主筆のご挨拶にもありましたように、私はいく度となく激励の言葉をいただいてきておりますが、非常に優しい言葉に変わってきたなという風に実感しております。しかし、心の中にはやはり「優勝せいと、日本一取れ」と、その気持ちをひしひしと感じて、心の引き締まる思いでございます。
■元気、知識、指導のコーチ陣
元気のいいコーチ、知識のあるコーチ指導ができるコーチ、今年のチームは生まれ変わり23年度、1軍登録という形になるメンバーですね。かなり若い、そして、中には大ベテラン。そういう人たち交えてですね、奪回、チームスローガン奪回とともに、日本一を目指すという、非常に決意を新たにしております。
■「私はキャプテンですから」
キャプテン岡本和真、ピッチャー戸郷翔征という形で、若返りました。昨日岡本和真は試合に出るということで、3打席出しました。WBCで疲れているであろうということで「3打席終わったら家に帰っていいよ」と。やることやったら帰って、明日に備えてくれという形で言いました。すると、ゲームが終わって私がお風呂に入ろうと全てが終わって、その時に和真と会いました。和真帰ってなかったかと言うと「私はキャプテンですから」。その言葉を聞いた時に非常に成長したなと。
■「やや慎之助のマネをしたのかな」
私が最初監督やった頃は、彼のことをビッグベイビーと言っておったんですが、本当にジャイアンツのキャプテンとなり、ジャイアンツを背負って立つリーダーになったなと。WBCのインタビューは、やや慎之助のマネをしたのかな、というところもありましたけれども。
■「開幕投手は決まっております。ビーディでスタートします。ゲーム1だ。頼むぜ」
開幕投手も決まっております。開幕投手は決まっています。新しい外国人ビーディでスタートします。彼にそのことを「ゲーム1だ、頼むぜ」言ったら、光栄ですと。ありがとうございますと。そういう日本語で返してくれました。
■「山ばっかりではない」
やっぱり若いチームがスタートするわけで、3月あるいは4月、5月、その辺はですね、少々なじむまで多少、山ありま谷とまで行かないにしても、山ばっかしではないと。しかし、6月、7月、そのぐらいになったらですね。このチームが本当に奪回という中で、ジャイアンツが、走りだしてるということをですね。