DeNAに加入したトレバー・バウアー投手(32=前ドジャース)が、右肩の張りで実戦デビューのプランを再考することが28日、分かった。23日に来日し、24日に横浜市内のホテルでの入団会見に出席。日本でのプレーに懸ける思いは強く、当初は早期の実戦デビューのプランも浮上したが、来日後に右肩の張りを訴え、当面は右肩を含めたコンディションの調整に専念する方針が決まった。

順調なら4月中の1軍デビューも視野に入っていたが、白紙に戻される。レッズ時代の20年にサイ・ヤング賞に輝いたが、出場停止処分中だった22年は実戦登板はなく、当初からバウアーのコンディション調整が最優先事項。実戦感覚を回復する時間も必要で、来日前から球団側も焦らせず、調整を進めさせる意向だった。今後は慎重に右肩の状態を確認しながら、調整を進めていく。