阪神が逆転負けし広島に同一カード3連勝はならなかった。先発西純矢投手(21)は自己ワーストの5失点で4回途中でKOされた。岡田彰布監督(65)は「そら誤算やろ」と嘆いた。試合後の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-最後の攻撃は雰囲気があった

「いや、そらあるどころちゃうやろ。(点差は)2点までや言うとったけどなあ。3点じゃきつかったなあ」

-1回に逆転したが、先発の西純が粘れなかった

「いやいやそらもう、普通は立ち直るけどなあ。5回までのでもな」

-4回途中5失点。ずっとよくないといっていたが内容も同じ

「いやいや、だからおんなじことをな、(開幕から)3回か。3回目やけど、ほとんど同じやで。立ち上がりから」

-ストライクとボールがはっきりしている

「いや、ずっと言ってるやん、それもな。コントロールよ」

-西純の次回は

「いやいや、まだそんなわからへん。わからへんけど。いま終わったばかりで」

-ピリッとした姿を見せてくれないと

「いやいや、見えてないやろ? なあ」

-打線はつながりは出てきた

「流れ的にはな、逆転したからな。あそこでピッチャーが踏ん張れば、すんなり行ったと思うけどな」

-大山にも

「まあそらヒットはな。上がってこんものもおるけどな」

-欲を言えば2回に突き放したかった

「あそこもそうやけど、最後もそうやけどな、ボール球をやっぱり。パッと途切れてしまうよな。まあ、5(番)、6(番)でどっちが打たなあかんねん。普通に考えても(笑い)」

-井上にも初打点

「井上の立場からするとな、あないして打点ついてなあ、どういう当たりであろうとな、そらな」

-1、2番もチャンスメークしてる

「おお、流れ的にはなあ、打つ方はな、上がってくると思うけどなあ」。

-4回は先頭近本が出たが、点差が開いて動きづらかったか。

「いやいや、なかなか走れんからなあ。もうそんなん言い出したら、きりないねんけど」。

-及川はいい投球

「まあ、(今季)初めてやからなあ。及川にしても。富田の方がな、ずっと投げとったからな。まあ、回またぎでな。(及川は)できれば1回いうのもあったからな。打順も入れ替えんかったけど。だから、あの、石井ももう(登板間隔が)6日開いとったからな。1点差やからな。それで投げさせたんやけどな。負けてる時に投げさせたくないけど、1点だし、東京ドームから投げてなかったからな。横浜も。あんまり開きすぎてもなというところがあったからな。開きすぎた影響があったやろうな」

-このところ先発がずっと頑張ってという勝ちパターンだった。西純は誤算

「そら、誤算やろ。誰が見ても誤算やん。そら西純が一番分かっとるんちゃう。先発があんだけ長いイニング投げてるていうことは。そういうことやろ。それで立ち上がりからああいうピッチングになるわけやからな。そら、しょうがないわ。ある程度抑えていったら、(打線が)点取れるようになったというのは分かるわけやんか。どんだけ辛抱して投げたら自分に勝ち投手がつくかって、そんなの当然のことやんか」

(歩きながら)

-西純は下の投手との比較か

「分からん言うてるやん。本人がどう思ってるかやろうなあ」