3試合連続勝ち星がない阪神青柳晃洋投手(29)が、背水のマウンドで復活を期す。2日の中日戦(甲子園)に先発予定。雨天中止もあり先発ローテーションが再編され、今季初めて中10日での登板となる。
4試合で1勝2敗、防御率4・95。直近2試合は5回もたずに降板している。「あれだけひどいピッチングが2回続いても、投げさせてもらえるということは期待はしてくれていると思う。期待に応えられるように、もう1回チャンスをもらえたので頑張りたい」。フォームなど課題を「イチから見直した」という10日間。覚悟を結果に変える時が来た。
まだ波に乗り切れていないとはいえ、昨季「投手3冠」のエースだ。歯車がかみ合えば、一気に試合を支配する力はある。「先発として毎回勝ちたいし、長いイニングを投げたいし、完封を目指している」。力強い完封宣言まで飛び出した。「火曜日の男」として最高の結果だけを見据える。
前回4月26日巨人戦で3回5失点だった西勇は3日の同戦に登板予定。ともに打撃不振で苦しむ梅野がスタメンマスクをかぶる見込みで、実績ある3選手の逆襲に期待がかかる。岡田監督は「青柳、西がどんなピッチングするかやなあ、見ものやで」とニヤリ。「若いピッチャーがあんだけいいピッチングしとるんやから。1回(登板を)飛ばした場所で大竹が完封しとるんやから、そうやろ、青柳にしても」とハッパをかけた。貯金3で迎える5月の戦い。逆境の男たちが先陣を切る。【中野椋】



