盗塁数両リーグトップ10個の日本ハム五十幡亮汰外野手(24)が、いきなり快足を披露した。

初回1死、楽天先発の滝中から中前へ安打を運ぶと、迷うことなく一塁を蹴って二塁へ。中堅の辰己が捕球、送球する間に、快足を飛ばして二塁へスライディング。1死二塁のチャンスをつくった(記録は二塁打)。

前日の楽天戦では、8回に二盗を成功させ、それまで自己最多だった21年の9個を超え初の2ケタに到達。打っても初の猛打賞と、打撃、走塁いずれも調子が上がっており、この日も最初の打席からエンジン全開で、スタートした。

だが、その後、三塁に進塁した際、左の臀部(でんぶ)付近を気にしながら森本コーチと話しており、3回の2打席目は交代。古川が代打で出場した。

前日5日の試合後、新庄監督は「盗塁にしても外野のカバリングにしても多分、彼は1試合で7キロぐらい走っている。明日はDHで休ませてやろうと思います」と話していた。その通り五十幡は「2番DH」でスタメン出場も、3回でベンチに下がった。

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