ヤクルト村上宗隆内野手(23)が3試合連続のマルチ安打を放ち、完敗の中でも存在感を示した。まずは2点を追う1回2死一塁、DeNA浜口から中堅右への適時二塁打で3試合連続の打点をマーク。7点差を追う3回1死一、二塁では、同じく浜口から右前適時打を放った。白星にはつながらなかったが、2打点を加え打点トップタイの座もキープ。「やることをやるだけです。また明日頑張ります」と淡々と話した。

3日巨人戦から4試合連続安打。4号2ランを放った5日DeNA戦後に「一昨日(3日)から感覚的にもいいものがあるので、もっともっと振っていければ」と話していた通り、積極的なスイングを仕掛ける。一方で4回と7回は四球を選んでチャンスメーク。4月29日時点で1割4分8厘まで落ち込んだ打率も1割9分6厘まで上昇。昨季、史上最年少で3冠王を獲得した“村神様”が、本来の姿を取り戻しつつある。

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