バウアーは高めの甘い球を逃さず撃つ! 阪神佐藤輝明内野手(24)が、23日から始まるDeNAとの首位攻防3連戦で、3戦目に先発が予想されるトレバー・バウアー投手(32)攻略に気合を入れた。「頑張って打ちたい」。20年サイ・ヤング賞右腕との対戦はこれ以上ない力試し。メジャー好きの男は、来日当初から「変化球も真っすぐも全部一流の投手」と目を輝かせ、その時を心待ちにしてきた。バウアー愛は人一倍。いよいよ実現する夢の対決で粉砕し、チームを勝利に導く意気込みだ。
岡田彰布監督(65)は「まだそこまで映像は見てない。ニュースの映像ぐらいやな」としながらも特徴は把握している。「結構(制球は)アバウトやからな。見ててもな。ある程度高めのゾーンに来るやろ。甘い球な」。必ず来るであろう浮いた失投を逃さず仕留める。フォークなどの低めを捨ててロッテ佐々木朗を攻略したように、狙いを徹底して攻略する意気込みだ。
「ハマスタ大好き男」の佐藤輝にかかる期待は大きい。プロ1年目は国吉から場外弾を放ち強烈過ぎるインパクトを残した。昨季もビジター球場では最多の4本塁打をマーク。相手は14日の日本ハム戦で来日初の完投勝利を飾るなど状態を上げてきているが、ベストな状態での対戦は望むところだ。「ちょっと打たれたりもしていましたけど、最近はいいピッチングもしていると思うので、適応能力が早いと思います」。警戒感も強めつつ、世界最高峰の投球を粉砕して大きな自信をつかみにいく。
バウアーは自身のYouTubeチャンネルで、日本での日常の様子や登板の裏側を公開している。佐藤輝も「見たことありますよ。自動翻訳みたいなの」と投球スタイルも含めてチェック済みだ。2日間の交流戦明け休みを経て、リフレッシュも完了。「しっかり、スイッチ入れて頑張ります」。気持ち新たに、この日甲子園で再開された全体練習では、フリー打撃で快音を響かせた。2位DeNAは2・5ゲーム差に接近中。敵地横浜スタジアムは昨季からレギュラーシーズン10連敗中の逆風を、バットで切り裂く。【中野椋】
▽阪神中野(バウアーとの対戦について)「サイ・ヤング賞を取った投手でもあるし、すごくワクワクしています。いい調整をして、いい入りができるようにやっていければ」



