阪神ドラフト1位新人の森下翔太外野手(22)が、DeNA今永攻略を誓った。雨天のため甲子園室内で行われた1軍の全体練習に合流。2度目の2軍落ちからはい上がった若虎について、岡田監督が「おう、いくいく」と23日のスタメン起用を明言した。森下はプロ初対戦となる相手のエース左腕撃ちに気合十分だ。
「侍ジャパンで投げるような投手なので、簡単には打たせてもらえないと思う。でも自分もデータを見てある程度球種を絞った中で、1球で仕留められるように準備していきたい」
今回の2軍降格中、思い切って打撃フォームを改造した。2度の1軍では直球系のボールに差し込まれるケースが目立った。「やっぱり何か変えないと。今までのじゃダメだと思った」。バットを右肩に寝かせ気味にタイミングを取っていたが、最短距離を意識。バットを立てて構え、テイクバックの幅も小さくした。「試合になると無意識に引いてると思うので、バットを(トップに)置いた状態で振り出すことを意識しています。無駄の動きのない中でアジャストまでいってる」と手応えを明かした。
そうした悪癖修正と長打を打てる特長も見据え、岡田監督からは「引っ張れるボールは引っ張れ」と助言を受け、ファームで意識的に取り組んだ。9日の降格後は2軍戦8試合で29打数15安打、打率5割1分7厘の好成績。その内14安打が左方向という徹底した「引っ張り」で新打法に自信を深め、今永撃ちに挑む。
25日にはサイ・ヤング賞右腕のバウアーと対戦する可能性もある。「メジャーのトップクラスでやっていたピッチャーなので対戦したい気持ちもあります。目の前で見られるのもすごい経験だと思う。(試合に)出ても出られなくても自分のプラスになるように」。目指すは“3度目の正直1軍”。ニュー森下がまずは故郷の横浜で暴れ回り、レギュラーを奪いにいく。【古財稜明】



