ロッテ左右の長距離砲、グレゴリー・ポランコ外野手(31)と山口航輝外野手(22)が、初めて“ポラグッチ弾”を完成させた。

米エンゼルスのトラウトと大谷翔平のアベック弾“トラウタニ弾”は不敗神話が崩れたが、ポランコと山口のホームラン初共演がサヨナラ勝利をお膳立てした。

1-4で迎えた4回1死二塁では山口が、2-1から日本ハム上沢の外角チェンジアップをうまく合わせ、左翼ポール際に6号2ラン。「当たったところがバットの先の方だったので、スタンドまで届かないかと思いましたが入ってくれて良かったです」。1点差に迫る一撃は、6月11日の広島戦以来8試合ぶりの一発となった。

さらに6回無死からポランコが上沢のカーブを左越え同点ソロ。逆風を感じさせない豪快な今季8号に「昨日の試合でヒットは打てたけど少し引っ張りの意識が強かったので、今日はセンターから逆方向を意識して打席に入った。2ストライクに追い込まれての場面だったけど、シャープに振り切ることができて、めっちゃうれしい」と笑顔を見せた。

“トラウタニ弾”の次は、“ポラグッチ弾”が不敗神話となるか-。【鎌田直秀】

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