「村神様」完全復活ヤ! ヤクルト村上宗隆内野手(23)が2試合連発となる17号2ランを放ち、4連勝に導いた。3-0の5回2死三塁、阪神青柳の4球目、真ん中高め直球を強振し、右翼席中段に放り込んだ。打った瞬間に本塁打を確信してバットを放り投げると、ベンチを指さし、ドヤ顔で悠然とダイヤモンドを周回。「今日はしっくりくるものはなかったんですけど、何とかああいう場面で1本打てたので良かったです」と振り返った。
大事な後半戦初戦、慣れ親しんだ本拠地お立ち台に上がると「まだまだこんなもんじゃないです。もっともっと打ちます、頑張ります」。頼もしい言葉でファンの大歓声を浴びた。昨季は日本選手最多となるシーズン56本塁打を放ち、史上最年少の3冠王に輝いたが、今季前半戦は打率2割4分2厘と苦しんだ。それでも「打席の中の入り方など試行錯誤してきた中で。はい、つかみました」と終盤に手応えをつかむと、ここ6試合連続安打で5本塁打と量産態勢に入った。きっかけの詳細は「内緒ですね。これはまだ企業秘密なので」と明かさないが、「昨年の感覚を求めすぎてもあまり良くない」と、常に最善の感覚を追い求める。
価値ある1発で、キングの巨人岡本和に3本差に迫る単独2位に浮上。出場のなかった球宴休みはサウナでリフレッシュしてきっちり“整った”主砲は「僕らは上を目指してやるだけなので。いいスタートが切れたと思います」。夏本番を迎え、いよいよ本来の姿を取り戻した。【鈴木正章】
○…エース小川が7回途中3安打3失点で4勝目を挙げた。序盤からテンポ良く4回1死までパーフェクト。久々にお立ち台に上がると「ムーチョ(中村)がしっかりリードしてくれましたし、バックがしっかり、もり立ててくれた」と感謝した。6月6日ロッテ戦以来の白星で通算96勝。節目の100勝まであと「4」に迫った。
▽ヤクルト高津監督(後半戦白星発進で4連勝)「勝ってスタートできたのはよかったと思います。僕は信じてる」
▽ヤクルト・サンタナ(7回にこの日2本目の適時打)「点をとられた直後だったので何とか取り返したかった。良い場面で打つことが出来て良かったです」
▽ヤクルト宮本(1回の先制打など2打点の活躍)「(ドラフト同期の)ムネ(村上)とお立ち台で一緒になるのは初めてだと思うので、それがよかったです」



