阪神が後半戦初陣を白星で飾ることができなかった。先発の青柳晃洋投手(29)が5回7安打5失点で、黒星先行の今季4敗目。打線も7回に3点を奪い反撃に転じたが、9回1死満塁のチャンスを生かすことができなかった。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。

 

-青柳は初回から自分のけん制ミスで

「0点やんか。なんで、あんなけん制を投げるんやろ。村上のあれで、お前、チェンジや」

-毎回走者を背負っていたが

「いや、もう、そらコントロールが全然やもんなあ。あの、打たれた後の映像をとっているからのう。真ん中ばっかりやもんな。逆戻りやなあ、おん」

-5回のバントの処理ですが

「そんなん、カバーもサードに行けへんやもん。しゃあないやんか。ボケーッとしとんやろ」

-それで小川を楽にさせた

「曲がりなりにもまだ抑えとったからな。そらな。完璧勝ちゲームやで。3点差で一、二塁でタッチアップ初めて見たわ。びっくりしたわ、俺。最後も1アウト二塁、三塁やで。2点差で。1点差やったらタッチアップやん。状況なんよな。ベンチからいちいちそんなん言われへんやろ。3点差でタッチアップする? え? 1点差やったらタッチアップやん。サードいった方がええねんから。それでライト逃がしたら満塁でええわけやんか。3点差でタッチアップしてどないすんの、ハーフウエーやろ、はあ、だからお前、2点差なってワンアウト二、三塁よ、二塁打やんか、梅野もな、あれ、そんなん全然違うよ、お前、次、代打行くもんも」

-普通にやるべきことを

「普通にやったらええんやて、状況っていうか、そんなん分かるやろ、そこまでお前、状況状況で、これやったらこれ、これやったらこれなんかゲームの中でそんなん言われへんから指示なんかでけへんからのお。しっかし、びっくりしたわ。満塁で、おい、何してんのって思った。いや、同点には追いついとるよ。1アウト二塁、三塁になってたら。なあ。ホームかえってけえへんから何してんのかなと思った。はっきり言って。しかし、こんななあ。首位にいてるチームが、こんな貯金つくってるチームが、まだそんなことするんやもんな。普通にやっとけばええのにのう。ええ、はっきり言って、オレはそう思うけどな。普通のことがでけへんもんなあ。バント処理にしても、なあ。塁空いてたら、行かなあかんやろ。そんなのは教えることじゃないよなあ。こんなの惜しかったで終わったら…。なんでそんな冷静に、そんな普通に考えたらやなあ…ええ? しっかし、はああ。そういうことやろ」

-疲れる試合

「そうやろ。それで負けるんやからなあ」