巨人が10度目の0封負けで、連勝が4でストップした。

原辰徳監督(65)はこれが監督通算1000敗目となった。

打線が沈黙した。プロ初先発の山野に7回まで4安打と打ちあぐねた。6回は2死一、二塁の好機も、得点につなげられなかった。初物左腕から三塁を踏めず、プロ初勝利を献上した、8回は清水、9回は田口に封じられた。

先発菅野は8回6安打1失点の好投も3勝目はならなかった。7回1死一、三塁から長岡の二ゴロで均衡を破られた。この1点が最後まで重かった。

 

▼原監督が監督通算1000敗を記録した。初黒星は1試合目の02年3月30日阪神戦で、通算成績は1266勝1000敗90分け。監督の敗戦数は野村監督(楽天)の1563敗が最多で、1000敗以上は11人目。13人いる1000勝監督より1000敗監督の方が少ない。巨人監督で通算1000敗は初めてで、1球団で1000敗以上は南海(グレートリング含む)で1140敗の鶴岡監督に次いで2人目。

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