阪神伊藤将司投手(27)が5回8安打3失点で7勝目を挙げた。これで自身4連勝を飾ったが「追加点を取ってもらった後に四球、本塁打と悪い形で失点を許し、5イニングで交代することになってしまい悔しいです」と唇をかんだ。

初回は上々の立ち上がりだった。ヤクルト1番塩見を外角139キロ直球で空振り三振。2番並木も外角高めの141キロ直球で見逃し三振に仕留め、3番山田からは三ゴロを奪った。だが「徐々にボールが浮いてしまい、修正することができませんでした」。2回は連打から1死二、三塁のピンチを背負い、北村の右犠飛で先制点を献上した。

味方打線から4点の援護をもらっても苦戦した。5回2死から並木を四球で出し、なおも2死二塁。1ボール2ストライクから山田に140キロの外角直球を左翼席まで放り込まれ、2ランで1点差に迫られた。

試合前時点で9試合連続のクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)と抜群の安定感を誇っていた左腕。10試合連続とはならなかったが、先発16試合のうち14試合でクオリティースタートでチームを支えてきた。16年ぶりの10連勝がかかった大事なゲームで快投とはならなかったが、先発として懸命に腕を振った。【三宅ひとみ】

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