オリックス山本由伸投手の24歳ラスト登板は、ほろ苦いものになった。

17日に25歳の誕生日を迎える右腕は、2回に1点を先制してもらったが、3回に失策もあり2失点で逆転された。4回にもエラーがからみ1失点。計3失点も自責点はゼロ。山本自身もカウントを悪くする場面が多く「フォアボールでランナーをためてしまったことを反省しなければいけないです。ピンチの場面、なんとか粘りたかったです」と反省。球数も110球とかさみ、今季最短の5回で降板。12勝目はお預けとなった。ソフトバンク有原と、今季4度目の投げ合いで敗れ、1勝3敗となった。

8回には森の適時二塁打で1点差に迫り、さらに2死二塁から紅林の左前打で二走の森が本塁突入もタッチアウト。1点が遠かった。中嶋監督は「粘って、超さないといけないというのが最後の目標ですので。そこに届かなかったということはやっぱり、僕らの力不足だと思います」と淡々と振り返った。

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