日本ハムの先発投手が5回を持たずに降板したのは9試合ぶりだ。

2位ロッテとの3連戦初戦を託されたマーベルは2回に先頭打者への四球から崩れて1回2/3を投げて5安打4失点でKO。マウンドを降りてから1時間ほど経過した5回終了後に助っ人右腕は球団を通じて「先発の役目を果たすことができず、悔しいです。次の登板に向けて修正して調整したいと思います」とコメントを発信した。

先発陣の安定が、すでに8月の月間勝ち越しを決めて最下位からも脱出した日本ハムの基盤だった。この日は本来、左腕エースの加藤貴が先発予定も前回登板で左肘を痛めて戦線離脱。代役としてロングリリーフとしても重宝するマーベルに白羽の矢を立てたが、結果的にブルペンデーのような継投となった。試合前時点でCS圏まで6差。次カードの首位オリックスとの3連戦も含めて1つも落としたくない6連戦初戦は、タフな展開となった。