アクシデントに見舞われた巨人がヤクルトに敗れた。3位DeNAが広島にサヨナラ負けを喫したため、2ゲーム差のままとなった。先発予定だったグリフィンが発熱のため、先発登板を回避。代わりにビーディが3連投から中2日で先発マウンドへ。

天気にも翻弄(ほんろう)された。1回表の攻撃が終わりマウンドへ向かう寸前、雨脚が強まり45分間中断。再びブルペンで肩を温めて5カ月ぶりに先発マウンドに上がり、3回2安打無失点で役割を果たした。

5回には2死一、二塁から岡本和が左前へ適時打を放って先制に成功。2番手のルーキー松井が2回無失点に抑えて3番手バルドナードに託したが、13試合連続無失点中だった左腕が捕まった。1点リードの6回、1死からヤクルト村上に同点弾を被弾。2死二塁から長岡に勝ち越し適時二塁打を浴びるなど、2/3回4失点(自責3)で降板した。

助っ人左腕の来日初登板となる7月15日ヤクルト戦(神宮)以来約2カ月ぶりの失点が響き、連勝は2でストップ。2ゲーム差で追う3位DeNAとの差を縮められず、今季は残り21試合となった。

▽巨人バルドナード(1点リードの6回に登板も、2/3回4失点で14試合ぶりに失点し、来日初黒星)「反省するところを生かして次の登板に準備していきたい」