ロッテ佐々木朗希投手(21)が9日、左脇腹肉離れからの復帰登板が決まった10日オリックス戦(ZOZOマリン)に備え、試合前練習に参加してダッシュなどで汗を流した。投手陣らと体を動かし、C・C・メルセデス投手(29)と一緒にグラウンドを引きあげた。

7月24日のソフトバンク戦以来48日ぶりとなるマウンドに向け、「ここまでしっかりと準備をすることが出来たと思っています。明日はいつも通り、自分のピッチングをしてチームに貢献できるように頑張りたいと思います」と球団を通じてコメントした。

練習後、黒木知宏投手コーチは「朗希は球数少なくてイニング投げるピッチャーなので、ある程度長く投げられちゃうんですよ。ある程度、4回までとか、5回投げないでってなってくる。まずは復帰登板なので、しっかり自信を持って投げるということを重要視したいですね」と期待を寄せた。

吉井理人監督(58)が、8日に医療機関から患部の完治診断が出たことで復帰登板を決断した。約1カ月ぶりの公式戦マウンドのため「一応リミットを決めておいて。5回も投げないと思いますけれど。実戦から遠ざかっているので、そこはこっちでしっかり決めていきます」と球数やイニングの制限を設けた形での復帰となる。

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