阪神先発の大竹耕太郎投手(28)が、自身初の2桁勝利を達成した。

序盤からテンポよく投げ込んだ。6回までは得点圏にすら進塁を許さない快投。だが、味方の失策で唯一招いた7回2死二塁に、7番田中から左翼手と遊撃手の間に落ちる適時打で初失点を喫した。直後に交代が告げられ、7回途中5安打1失点(自責点0)。マウンドを降りる左腕には、球場からは大きな拍手が送られた。

その後は救援陣がリードを守り切って勝利。今季防御率0・64と好相性の広島から節目の1勝となった。

17年育成ドラフト4位で、ソフトバンクでプロ野球のキャリアをスタート。プロ6年目で初の大台到達となった。育成出身選手としては千賀、石川(ともにソフトバンク)、山口(巨人)以来、4人目の2桁勝利だ。

直近2年は勝ち星から遠ざかっていた中、昨年12月の現役ドラフトで阪神に移籍。現役ドラフトでの移籍選手では初、阪神移籍1年目では19年の西勇以来、歴代8人目の2桁勝利となった。

前日8日の広島戦(甲子園)でも、先発村上頌樹投手(25)がプロ入り初の2桁勝利を達成。2日連続の10勝投手誕生となった。