ヤクルトのエース小川泰弘投手(33)がプロ通算100勝を達成した。球団では11年に達成した石川雅規投手(43)以来6人目となった。
7回4安打1失点と好投し、チームトップの8勝目を挙げた。
打者としても大活躍した。5回には先頭打者として中前打で出塁。5得点を挙げるビッグイニングのきっかけとなった。7回2死満塁ではDeNA中堅関根の横を抜ける走者一掃の二塁打を放ち、自らのバットで試合をものにした。
小川は「前半は粘り強く投げることが出来ました。野手が点を取ってくれてそこからはテンポを意識してリズム良く投げることが出来ました」と語った。
▼通算100勝=小川(ヤクルト) 9日のDeNA20回戦(横浜)で今季8勝目を挙げて達成。プロ野球142人目。初勝利は13年4月3日の広島2回戦(マツダスタジアム)。ヤクルトでは金田353勝、松岡191勝、石川185勝、村田118勝、尾花112勝に次いで6人目。通算250試合目で到達は、54年金田の250試合に並ぶ球団最速。