阪神が中日に逆転負けを喫した。先手を取ったのは阪神だった。2回、先頭の佐藤輝明内野手(24)が中日先発梅津から左中間へ22号ソロ。豪快な1発で先制した。
しかし、先発村上頌樹投手(25)が直後につかまった。2回1死から石川昂、木下に短長打を浴び二、三塁。ここで龍空にセンター前に落ちる適時打を許し2点を奪われ逆転された。
村上は5回2失点で降板したが、規定投球回数をクリア。防御率1・75としてタイトル獲得を確実なものとした。
打線は佐藤輝の1発以降は梅津らに抑え込まれた。
岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-村上は予定通り
「うん、5回3回で、そのままや」
-規定投球回にも乗った
「そのために投げさしてんやから、今日」
-ビーズリーもいろんな起用法の可能性があるか
「いや先発やからってそこまで順番回らへんよ、短期決戦で。まあ中でなあ、言うても3イニングやったらいけるかもわからんけどな」
-前回も3回くらいで。あれくらいのイニングは
「まあでもそういう予備置いても、使うようになったらあかんねんからな、結局はな。そういうことやろ」
-打線は
「もう全然やんか、そんなもん。ええ? 何も言わんようになったら好き放題打っとるな。一発でくずれるよ、はっきり言うて。森下なんか、もう、本当におかしいな、ちょっとな」
-危機感が必要
「危機感ないない、そんなの。バッティングの内容見たら、何にもないやんか。バット振ってるだけやんか。そういうの分からんかなあ」
-近本は予定通り
「いやいや、『1回打席立ちたい』と言ったからな、立たせただけよ。まあ別にそんな無理せんでもええから、スタメンはええと言うたんやけどな。最後は『1回立ちたい』と言うから」
(続けて)
「練習の時から全然やろ、大山にしてもな。ひどい、(練習で)最初ショートゴロ3連発やで、今日。見てたら分かるやろ、打てへんって。森下もそうや、フライばっか打って」