阪神大学野球は第4節の1回戦2試合が行われ、開幕6連勝で首位の天理大が2位関西国際大に今秋初黒星を喫した。
関西国際大は7回に打者一巡の猛攻で7得点を挙げ、勝率差で首位に立った。大体大は延長10回サヨナラで大阪電通大に先勝し、今季初の勝ち点獲得へ弾みをつけた。
天理大は4投手陣が12安打7四球と乱れ、首位攻防戦の初戦を落とした。
4-9の8回、3番下林源太内野手(3年=天理)の右適時打などで2点を返し、9回も2死三塁から代打吉田健介外野手(3年=西城陽)の右適時打で2点差に迫った。だが反撃は及ばず、藤原忠理監督(58)は「無駄な失点を防ぐ基本ができなかった。次戦で自分たちの野球ができるかがカギ」と29日の2回戦へ切り替えた。