JR東日本が11年ぶり2回目の優勝を果たした。

1回表、先制を許したがその裏、1死二塁から佐藤拓也外野手(29=立大)の右前適時打で同点に追いつくと、右飛をはさみ2死二塁とすると、菅田大介内野手(25=奈良学園大)が「チームのためにできることを考えていた」と、フルカウントから直球を捉え、勝ち越しの左越え適時打を放った。6回、8回にも1点ずつ加え、4投手の小刻みな継投でリードを守り切った。

今年、最後の公式戦を優勝で飾った。日本選手権関東代表決定戦2回戦(9月6日)に茨城日産に敗退。17年に出場して以来の切符を逃し、目標を失いかけた選手たちに、浜岡武明監督(51)は試合前、「最後まで全員で勝ち切って終わろう」と、伝えた。チーム全員で話し合い、気持ちを切り替え前を向いた。取るべきところで、しっかりと得点し、守り抜く。浜岡監督は「簡単に負けない。それができるようになった。ピンチに強いディフェンスとチャンスに強いオフェンス。それが体現できたと思います」と、1年の集大成を見せた選手たちを見つめた。4番の山内慧外野手(23=専大)は「日本選手権に出られなくて悔しくて。チームが苦しい中やってきて、最後はこの結果につながった。実のある大会になったと思います」と、笑顔を見せた。

社会人2大大会でなくとも、「優勝」という形で今シーズンを終えた。菅田は「来シーズンにつながる大会になったと思います」と、力を込めた。大きな自信を手に、来年ひと回り大きく成長する。