阪神中野拓夢内野手(27)が「史上最強の鉄人」を目指す。今季はチーム唯一の全143試合フルイニング出場。ポストシーズンも継続すれば、チームでは14年鳥谷以来9年ぶりとなる。さらにWBCに出場した選手がシーズンに加え、日本シリーズまでフルイニング出場となれば球界初の快挙だ。
「シーズンだけで満足せず、CSや日本シリーズ含めて全部フルで出られたら自信にもなる。体の強さも大事になってくる。何とか全部、最後までフルで出たい気持ちもある」
2月の沖縄・宜野座キャンプから始動し、侍ジャパンの宮崎強化合宿を経てWBC世界一奪還。そして、阪神18年ぶりのリーグ制覇。フル稼働のプロ3年目、最後の最後までグラウンドに立ち続ける覚悟を持っている。
シーズン164安打で、DeNA牧と並んで初の最多安打のタイトルを獲得。それでも「最多安打を取ることより、フルイニングで143試合に出続けれたことが価値がある」と感じている。疲労は「感じないはずはない」としながら、「(疲れを)感じる時にどうするかが大事」とも言った。今後は甲子園で練習を重ね、みやざきフェニックス・リーグで最終調整を行う予定。18日からのCSファイナルステージへ向け準備を進める。【中野椋】



