パ・リーグCSのMVPはオリックス杉本裕太郎外野手が獲得した。

6回に左翼フェンス直撃の適時二塁打を放つなどマルチ安打で4試合連続安打をマーク。CSファイナルでは14打数6安打3打点で打率4割2分9厘と打ちまくった。第3戦では左翼守備でダイビングキャッチし、先制のピンチを救った。攻守で活躍し、自身2年ぶりとなるCSファイナルのMVPに輝いた。

一方で、不安を残した。8回の打席で遊撃へのゴロを放ち、一塁へ走り出した際に左足首を痛め、途中交代。試合後に行われたセレモニーも不在で、帰り際に報道陣の前に松葉づえで現れ、「まだ病院に行っていないのでわからない。今日もいいところで打てた。治してまた日本シリーズで打てるように頑張ります」とコメントした。22日以降は患部の状態を確認しながら、検討していく。日本シリーズ開幕は1週間後の28日。ラオウ不在となれば、大きな痛手になる。

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