阪神佐藤輝明内野手(24)が24日、9・10月度の「大樹生命 月間MVP」を受賞した。プロ1年目の21年5月度に受賞して以来、2度目の受賞。3,4月度の村上、5月度の大竹に続き、今季チームでは3人目の選出となった。

9月13日の巨人戦(甲子園)で満塁本塁打を放つなど9、10月は打率3割5分6厘、9本塁打、29打点。チームの18年ぶりリーグ優勝のラストスパートに大きく貢献した。「バッティングフォームを毎日修正しながらやっているので、それが良い形になっていたかなと思います」と分析。「割と長い間、好調をキープすることができたと思う」とうなずくと、「9、10月の活躍を1年間通してできたら理想。そこを目指してやっていきたい」と前を向いた。

現在は28日から開幕する日本シリーズへ、本拠地甲子園で調整を行っているところ。「初戦が近づいてくるにつれて雰囲気も高まってくると思う。まずは初戦に向けてしっかりチームでやっていきたい」。オリックスとの「関西シリーズ」を制し、38年ぶりの日本一へ。「まだまだ戦いは続きますけど、熱いご声援、よろしくお願いします」と呼びかけた。

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