巨人が26日のドラフト会議で中大・西舘勇陽投手(4年)を1位指名することが24日、濃厚となった。即戦力の大卒投手を上位指名としてリストアップ。この日、スカウト会議を行いドラフト本番に向けた最後の全体会議を行った。吉村編成本部長スカウト担当は「今日は活発なプレゼンというところで終わった。レベルが高い選手が多いプレゼンだった」と話すにとどめた。
阿部新監督の母校からの指名となる。指名が他球団と競合となれば「(くじ引きは)阿部監督でしょう。監督としか思っていないですけど。引いてくれると信じています」と吉村本部長。指揮官が自ら“後輩”を引き当てるプランを明かした。
本格派右腕の西舘は花巻東出身で高校時代は、春1度、夏2度の甲子園を経験した。大学進学後は最速155キロまで上がり、昨年12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿にも招集された。2年時まではリリーフ登板が主戦だったこともあり、プロ入り後は先発、リリーフともに起用が可能。直球を軸にカット、スプリット、スライダー、カーブを操る。
中大からドラフト1位指名は球団として00年阿部、10年沢村、17年鍬原に続き、4人目となる。西舘は秋の東都大学リーグで8試合に登板し、防御率1・11、57回でリーグ最多の60奪三振。東都の“奪三振王”に巨人が白羽の矢を立てた。



