専大・西舘昂汰投手(4年=筑陽学園)ははヤクルトが外れ1位で指名し交渉権を獲得した。

188センチの長い手足でタメをつくってから投げおろす、最速152キロの本格派右腕。

専大では1年秋からリーグ戦に登板。3年秋には現ロッテ菊地と2枚看板で東都2部優勝に貢献。最優秀投手のタイトルを獲得した。

今秋のリーグ戦にも各球団のスカウトが視察し、力強い真っすぐとキレのあるフォークを評価されていた。

筑陽学園では春夏と2度、聖地を経験。上武大・進藤勇也捕手(4年=筑陽学園)とバッテリーを組み、3年春のセンバツは救援として8強進出に貢献した。3年夏は甲子園で初戦敗退も、先発して10回を完投した。高校時代の最速は144キロ。当時からプロ注目の存在だったが、大学進学後スケールアップした大型右腕はついにNPB入りの扉を開いた。

福岡県出身、188センチ、92キロ、右投げ右打ち。