ソフトバンク大野稼頭央投手(19)が12日、今オフからチームの大ベテラン和田毅投手(42)の自主トレに参加することを明かした。福岡・筑後市のファーム施設で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸500万円でサイン。来季から先発転向を目指す左腕は「和田さんのところにお願いして、行くことになりました。技術的なことだったり、トレーニング、食事のことなど学べるものはすべて聞いていきたいです」と目を輝かせた。

22年ドラフト4位で入団。ルーキーイヤーの今季はファームの非公式戦で45試合に登板し、1勝0敗、1セーブ、防御率1・38の好成績を残した。10月28日のみやざきフェニックス・リーグ、巨人戦では“2軍戦デビュー”。1回無失点で、小久保裕紀監督(52)が「ランナーを背負っても無失点で切り抜ける。マウンドさばき的なものは、何かすごいセンスを感じました」と手放しでたたえていた。(金額は推定)

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