阪神村上頌樹投手(25)が2年連続の「青柳塾入り」でさらなる飛躍を目指す。この日は鳴尾浜で残留練習に参加し、キャッチボールなどで汗を流した。オフは「また青柳さんと(自主トレを)させてもらう予定です」と明かした。

3年目の今季、10勝を挙げ防御率のタイトルを獲得するなどリーグV、日本一に貢献。一躍ブレークした右腕は、今年1月に青柳の自主トレに参加し、飛躍のきっかけをつかんだ。青柳から「左足をついてから投げる」ことの大切さなどを教えられ、ボールの力強さが増した。

大活躍したことで、オフもテレビ出演やイベントなどでスケジュールがぎっしり詰まっている。「練習(時間)を確保するのにちょっと困ってます」とうれしい悩みも明かした。肩肘を休めながら、時間を見つけてトレーニング。青柳塾でも来季、さらに活躍をするため心身を鍛え上げる。【高垣誠】