巨人から戦力外通告を受けた太田龍投手(25)がトライアウトに臨み、3者連続の空振り三振でアピールした。

シート打撃では巨人保科、ロッテ谷川、元巨人で現関西独立L・堺の折下と対戦。保科と谷川には追い込んでからの角度のあるフォークで2者連続の空振り三振。折下も同じくフォークで空振り三振に仕留めた。直球の最速は141キロだった。身長190センチから投げ下ろす落差のあるフォークがさえた。

太田はJR東日本から19年ドラフト2位で巨人に入団。1年目にイースタン・リーグで最多勝を獲得するなど期待された。だが4年間で1軍登板はなく、10月5日に戦力外通告を受けていた。