日韓戦の先発マウンドを任された、隅田知一郎投手(24=西武)が7回3安打無失点、7奪三振でマウンドを降りた。

序盤からエンジン全開だった。120キロ台のチェンジアップを軸に3回まで完全投球。3回には8番朴承奎(パク・スンギュ)、9番崔知訓(チェ・ジフン)を2者連続三振に切った。

4回、先頭の1番金慧成(キム・ヘソン)のひっかけた当たりに隅田のベースカバーが遅れ、一塁牧秀悟内野手(25=DeNA)は送球できず、初安打を許した。1死一、二塁のピンチも、146キロの直球で5番文賢彬(ムン・ヒョンビン)を投ゴロに打ち取った。

7回、1死一塁。痛烈な打球を三塁・佐藤輝明内野手(24=阪神)が華麗にさばいて併殺に取ると、両手をたたいて喜び、グータッチ。77球を投げて3安打無失点で、2番手横山陸人投手(22=ロッテ)に後を託した。

初めての侍マウンドで好投した左腕。15日の練習後には「僕ができることをしっかりやっていこうと。日本らしい戦いができればと思います」と話し、役割を果たした。

【アジアCS】井端ジャパン第2戦は日韓戦 前夜完勝、連勝なるか/ライブ速報中