侍ジャパンの森下翔太外野手(23)が、アジア制覇を誓った。初戦の16日台湾戦では7回に決勝ソロを放ち、17日韓国戦ではマルチ安打をマークして2連勝に貢献した。

この日のオーストラリア戦は休養が与えられて欠場したが、19日の決勝戦へ向け「最後勝たないと意味ない」と気合十分。内容次第ではMVPの可能性もあり「いいところで1本打てればいいと思う。勝つことだけに重きを置いてやりたい」と引き締めた。

高知・安芸で秋季キャンプを行う阪神岡田監督はこの日の欠場理由について、「(欠場は17日の練習中に)膝にボール当たったからやん。今日報告あったよ。そんな大したことないらしいけど」と明かした。大舞台で勝負強さを発揮するルーキーに注文も忘れなかった。「ええ時と悪い時の差が激しいから、余計目立ついうことやろ。もうちょっと普通にコンスタントに打ってくれた方がええわ。あの打率(2割3分7厘)じゃあかんわな」と確実性アップも求めた。