100万人が大熱狂! 「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」が23日、大阪市の御堂筋と兵庫・神戸市の三宮で行われた。史上初となるセ・パ球団による同日パレードは午前と午後で会場を入れ替え実施。主催者発表では沿道の観衆は大阪で55万人、神戸で45万人が集まった。阪神は65万人、オリックスは35万人と両球団合わせて100万人を動員。関西にとって歴史的な1日となった。

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◆1957年西鉄 日本シリーズで巨人を下し、地元福岡で凱旋(がいせん)。三原脩監督はじめナインが21台のオープンカーで市内を回り、約10万人のファンにVを報告した。

◆1959年南海 日本シリーズで巨人を下し、初の日本一。大阪球場前からオープンカー11台で出発した。約20万人が駆けつけた。

◆1975年広島 球団創設26年目で涙のリーグ優勝を達成。公式戦終了の翌日に行われた広島市内のパレードには、約30万人の市民が集まった。

◆1994年巨人 長嶋監督がシリーズで西武を破り日本一に。銀座の沿道を17万人のファンが埋めた。初めてパレードが生中継された。

◆1998年横浜 大洋時代の60年以来、38年ぶりの日本一。パシフィコ横浜から横浜スタジアムまで2・2キロをパレード。球団発表では約40万人が沿道に詰めかけた。

◆2013年楽天 初の日本一で仙台市内をパレード。徹夜で場所取りするファンもいるなど約21万人が駆けつけた。前々年11年の東日本大震災で傷ついた仙台市民は、涙を流し優勝を誇った。

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