球団18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一となった阪神が27日、尼崎市内のあましんアルカイックホールで「リーグ優勝及び日本一報告会」を行った。

岡田彰布監督(66)と兵庫県出身の近本光司外野手(29)、坂本誠志郎捕手(30)、佐藤輝明内野手(24)、才木浩人投手(25)、村上頌樹投手(25)が出席した。

1部では尼崎市・小田南公園へ移転する2軍ファーム施設の紹介。2部では、選手らのトークショーが行われた。

冒頭、岡田監督は「(日本一は)選手の時より、実感がありますね。選手としても監督としても日本一になって、ドラフトで(阪神に)とってもらって非常に感謝していますね」と語った。

終盤、佐藤輝が球団初の連覇のスローガン候補を、アレと連覇を掛け合わせた「アレンパ」と命名。岡田監督は「初めて佐藤をすごいと思った。なかなか浮かばない(笑い)」と大爆笑をかっさらった。

約1300人の尼崎在住または在勤の観客が集まった。チケットは16日午後1時から販売開始も、約30分で完売。座席は先着順とあって、最前列を狙い、徹夜で並んでいるファンも一部いた。