ヤクルト高津臣吾監督(55)が29日、国内FA権を行使したDeNA石田健大投手(30)に、ラブコールを送った。同監督は東京・明治記念館で行われた球団納会に出席。その後、取材に応じ「左ピッチャー、先発ピッチャーっていうことを考えたら、彼がいてくれたらなというのは強く思いますね。交渉に至った経緯等々は僕の口からはアレですけど、縁あって一緒にユニホームを着てプレーできたらなと思いますけど」とラブコールを送った。

この日、球団側が石田と初交渉。母校・広島工の後輩に対し、同監督は「タフですね、彼は。高校でも鍛えられていますから(笑い)」とジョークも交えながら、通算239試合で、中継ぎでも豊富な経験も誇る鉄腕ぶりを評価した。

ヤクルトは、オリックスから国内FA権を行使した山崎福也投手の獲得に乗り出したが、6球団による争奪戦で日本ハムに敗れた。今季のチーム防御率は、12球団ワーストの3・66。特に左腕の補強は急務で、先発陣では6勝を挙げたピーターズが退団。ベテラン石川、高橋らが控えるが、続く先発左腕が少なく、中継ぎも左が不足している。昨季から先発に再転向した石田は今季23試合で4勝9敗、防御率3・97。1年間先発ローテーションで回った。V奪回に向け、獲得に全力を尽くす。