阪神は5日、兵庫・尼崎市内の市立園和北小学校で、小学校体育授業試合事業「ゲストティーチャー」を開催し、森下翔太外野手(23)、門別啓人投手(19)、井坪陽生外野手(18)、茨木秀俊投手(19)、戸井零士内野手(19)、富田蓮投手(22)の1年目を終えた6選手がこどもたちと球技を通じてふれあった。

小学3年の学年が抽選で選ばれ、約90人の生徒が参加。ゴムボールを使いながらキャッチボールなどでふれあった。終盤には、森下が金属バットを使い、打撃を披露。子どもたちは大興奮で「キャー!!」「すげー!!」と声をあげていた。

最後は6選手が生徒に囲まれながらハイタッチや抱っこなどをしてお別れのあいさつ。「森下! 森下!」と森下コールが起き、日本一フィーバーが子どもたちにも浸透していた。

背番号1は「ここまで知ってるというか、喜んでくれると思ってなかった。すごく知っててくれて、楽しかった。子どもたちに夢を与えられるような先輩になりたい」と笑顔だった。

最後は選手が校舎を1周し、参加できなかった他学年とも廊下で交流するハイタッチを行った。中には大の虎党で号泣した生徒も。森下がハグをする神対応を見せると、また号泣するなど、子どもたちにとって一生の思い出となる場面もあった。