日本ハム万波中正外野手(23)が北海道北広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み今季2000万円から6000万円アップの8000万円で、サインした。条件面については「提示を見たときに、少し驚きもあった。でも実際、球団から『妥当な評価をしました』って言われて。本当にうれしかったですね」と感想を口にした。

今季は本塁打王へ1差に迫る自己最多25本塁打、141試合に出場し打率もキャリアハイの2割6分5厘を残した。打点もチームトップの74(リーグ5位)と、一気に飛躍。ベストナインに初選出され、強肩を生かした守備でも高く評価され、ゴールデン・グラブ賞も初受賞した。

侍ジャパンとしてアジアプロ野球チャンピオンシップ連覇にも貢献。来季に向け「出塁率だったり長打率だったり、そういう自分の実力が出る数字を積み上げたい。・OPSで900を目指しているんで。まだまだ足りないところがある。今年成長したプラスを、来季さらに伸ばしていきたい」と意気込んだ。

11月30日のゴールデン・グラブ賞表彰の際に募集していた強肩のネーミングについては、日刊スポーツ日本ハム担当のX(旧ツイッター)に届いた案や担当記者のアイデアなどから「万放る(マンホール)」「万爆肩(まんばけん)」の2つをチョイス。「これ、どっちもいいなあ。ちょっと選べない。ファンの人に投げたい。最終投票的なのりで」。今後のイベントなどで、ファンの意見を聞きながら絞り込む。(金額は推定)

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