楽天は8日、「現役ドラフト」でDeNA桜井周斗投手(24)を獲得し、内間拓馬投手(25)が広島へ移籍することが決まったと発表した。桜井は日大三(西東京)から17年ドラフト5位でDeNAに入団。プロ6年間で47試合に登板し、0勝1敗、2ホールド、防御率4・02だった。2季連続セーブ王の守護神・松井裕がメジャー移籍を目指しており、貴重な左の中継ぎとして重宝されそうだ。

移籍する内間は、亜大から21年ドラフト4位で入団。プロ3年間で12試合に登板し、0勝0敗、防御率5・40だった。球団を通じて「突然で驚きましたが、自分の立場を考えて、あるのかなとも思ってはいたので、前向きにとらえて、新天地で1から頑張っていきたいという気持ちです」とコメントした。

その上で「リーグが違いますので、来年は自分も成績を残して、イーグルスと日本シリーズで戦いたいと思っています。違うチームにはなりますが、引き続き、温かく応援をしていただけるとうれしいです」と頂上対決での再会を誓った。

【現役ドラフト】詳細まとめ