阪神が12日、来季の新スローガンを発表した。

「A.R.E. GOES ON(えーあーるいー ごーずおん)」

今季は「A.R.E.」のスローガンのもと、リーグ優勝、日本一を達成。来季は「GOES ON」が加わった新スローガンのもと、まずは球団初のセ・リーグ連覇に向かうことになる。担当者は「目指すのがAREというところは変わらずで、続けていくのが大事かなという所で『GOES ON』をあしらってスローガンにした形。基本的に今シーズンの戦いを来シーズンも同じように継続するという意味で『GOES ON』を足しました」と説明した。

ローマ字読みの「アレ(A.R.E.)」は今年の流行語大賞にも選出。「GOES ON」は、岡田監督の口癖である「おーん」にもかけられているとみられる。それぞれのアルファベットには意味がこめられており、Aは「Aim」で、個人の目標に向かうという思い。Rは「Respect」で、伝統球団として、先輩やOBを敬う気持ち。Eは「Empower」で岡田監督が求める、個々のパワーアップを表現している。そこに「チャレンジャーとして、アレに向かって挑み続ける」といった願いで「GOES ON」が加えられた。

今オフには佐藤輝明内野手(24)が来季スローガン候補として「アレ+連覇」を掛け合わせた「アレンパ」を提案。岡田監督からは「『アレンパ』は思い浮かばなかった。初めて佐藤すごいと思った。これはなかなか大したもんだよ」と大絶賛されていたが、採用はされなかった。

担当者は「アレンパも持って行きましたけどね。バモスみたいに口々に言うのはいいですけど、スローガンというのはちょっと違うかなという話でした。案としては持っていました」と候補に挙がりながらも落選した理由を明かした。

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