阪神岡田彰布監督(66)の京都の後援会「メンバーズ80・岡田会」のリーグ優勝&日本シリーズ制覇祝賀会が21日、京都市内のホテルで行われた。指揮官に加え村上、伊藤将、大竹、中野、森下、小野寺が出席。約500人が参加した。18年にノーベル生理学・医学賞を受賞した京大の本庶佑特別教授(81)は開会のあいさつで「私の夢が一気に完成した」と感謝。武豊騎手(54)からお祝いのビデオレターが届くなど、祝福ムードに満ちあふれた。

主役はもちろん、岡田監督だ。あいさつでは、今年1月末に行われた同会主催の監督就任激励会を回想。大雪で帰宅困難だった夜を「あれはどういう意味か考えると」と思い返すと「白星がたくさん…」と続け、笑いを誘った。「1年目で日本一なったら次やることない」「今日はパインアメの社長が来てるんで。来シーズンもパインアメなめますから」と岡田節は止まらなかった。

来季へ向けては「ずっとベンチに座ってて勝つのが一番楽。それが一番強いチーム。選手も分かっていると思うんで、村上にね、完全試合したら負けないもんね」と選手をイジりつつ宣言。「個々の選手を見に来ようとするファンが多い時は強い時ですから。選手はもっと力をつけてくれる」と期待し「連覇を目指して、リーグ優勝をやります。日本シリーズは別にいい(笑い)。あの時間は楽しんでやればいいんで」と誓った。【中野椋】

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