楽天今江敏晃監督(40)が22日、都内で行われた楽天グループ納会に出席した。

今季は2軍打撃コーチからスタートしたが、5月には1軍打撃コーチに配置転換。10月には指揮官就任と怒濤(どとう)の1年となった。「まだ終わってないですけど、ほんとに2軍のコーチから始まり、1軍のコーチになり、最終的に監督というたくさんのいろんなことを一気に経験できた年で、日々勉強だなと思った1年でした」と振り返った。

今江監督は15年オフにロッテから楽天に移籍したが、グループ納会には初参加となった。「楽天グループの組織の中で楽天イーグルスというのは1つですし、皆さんのサポートがないと僕たちイーグルスも成り立たない部分がたくさんあるので、そういう意味では皆さんの力を借りながらやっていきたいと思ってます」とグループ一丸で戦う姿勢を示した。

2季連続セーブ王に輝くなど守護神として活躍した松井裕樹投手(28)が海外FA権を行使し、ダルビッシュ有投手(37)が所属するパドレスと契約合意に達した。「本来なら、もちろん一緒にプレーはしたかった」と指揮官としての本音をのぞかせながらも「まだ確定ではないですけど、完全な。そうなったときには本当に楽しみにしてますし、期待もしてます」と力を込めた。

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